原材料費の相殺、ホンダが首位〜サプライヤー調査

 原材料コストの値上がりに頭を抱えるサプライヤーにとって、顧客自動車メーカーの中でホンダが最もコストの埋め合わせに協力的であることが分かった。

 オートモーティブ・ニューズによると、IRNがサプライヤー88社を対象にした調査で、ホンダ、フォード、トヨタ、日産がコストを相殺してくれる可能性が高いとされた。

 例えば、サプライヤーの79%がホンダについて、満足できるやり方で相殺してくれる可能性が高いと答え、非協力との回答は16%にとどまった。

 一方、相殺に最も非協力的とされたのは現代自動車で、GMが続いた。現代の場合、協力的な姿勢を評価する声は9%にとどまった。

 調査ではこのほか、今後12カ月間は原材料費が安定するとの見通しも示された。アルミニウムとプラスチック樹脂は最高で10%値上がりする一方、銅とスチールは横ばいで推移する見通しだ。IRNはしかし、ゴムの価格は急騰すると予測した。

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