米盗聴、常態化か 対象国、予防措置も
- 2013年7月1日
- アメリカ発ニュース
【共同】米情報機関、国家安全保障局(NSA)が日本を含む米国内の大使館や代表部を標的に盗聴などを行っていたと報じられたことに関連し、日本の外交筋は1日までに「盗聴(の危険)を前提に日常業務を遂行している」として、一定の予防措置を講じていることを明らかにした。
米当局者は「情報活動に関してはコメントできない」としているが、外交の舞台裏で盗聴が常態化している状況が浮き彫りになっている。
冷戦時代から現在に至るまで、大使館など在外公館の職員の携帯電話や固定電話が盗聴対象になっていることは「公然の秘密」(外交筋)。公館の所在地によっては、会議室での会話も盗聴される可能性があると別の外交筋は指摘する。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
米技術大手ら、メキシコでの製造拡大に注力 〜 台湾の技術製品メーカーらに熱心に働きかけ
-
2024年5月16日 アメリカ発ニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
米国内都市圏の住宅所有者らは自然災害に要注意〜異常気象による損害危険の高い地域が明確に
-
2024年5月16日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ドライバーの過半数が「AVは怖い」~AAA調査
-
2024年5月13日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
EVへの関心、ますます低下~消費者、メーカーの思惑に反し
-
インフルエンサーとブランドをつなぐプラットフォームで台頭 〜 ショップマイ、1850万ドルを調達
-
シンケイ・システムス、魚の活け締め技法を機械化 〜 完成に接近、鮮魚流通網に革新をもたらす可能性
-
ドキュサイン、インテリジェント契約管理サービスを発表 〜 電子署名ソリューション以外に事業を拡大
-
2024年4月29日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
米商務省、TSMCのアリゾナ工場への投資を提案 〜 米中緊張悪化を背景にチップの国産化に重点
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開