富士通、ラップトップとタブレットを刷新 〜 使用環境別に4つの特性

 富士通は8日、企業向けに完全に刷新したラップトップとタブレットの新機種群を発表し、過去20年間にわたって業務用パソコンとタブレット型端末を企業顧客に提供してきた事業を再強化する姿勢を明示した。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、富士通は今回、すべての製品群に指触操作機能を搭載し、複数の機種を使う傾向が高まった最近の利用者の使い勝手と生産性を大幅に高める設計を打ち出すとともに、個人利用向け市場も視野に入れた。

 刷新されたラップトップのタッチ・ライフブックとタブレットのスタイリスティックは、複数のタスクを処理しながら最高水準のデータおよび機器セキュリティを備え、各種のサービスやソリューションの統合を簡便化する生態系を実現することで、将来に使いづらくなるというこれまでの端末が抱えた課題を解消する点が特徴。

 また、携帯通信と協業ツールのめまぐるしい進化は、人々が個人利用でも業務上でもどのように使うかを常に変えていくため、富士通では、機器本位の機能設計から、利用者本位の機能設計に重きを置くことで、直感的に操作できる使いやすさを追求した。

 同社はさらに、特定の機種を特定の使い方や現場に合うように設計したことで、用途に応じた使用を最適化することを狙った。

 その結果、同僚との常時接続に向いた機種をはじめ、電池持続時間が長い機種、継続的データ・アクセスに向いた機種、そして過酷な作業現場での耐性が強い機種という4つの「タッチ・コンセプト」と銘打って、機種ごとの特徴を打ち出している。

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