15年の増枠が焦点に マグロ、生息数調査が鍵

 【共同】南アフリカ・ケープタウンで開かれていた大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)年次総会は25日、2014年のクロマグロの漁獲枠を13年から据え置くことを決め、閉幕した。今後の焦点は15年の増枠が実現するかに移る。

 日本政府代表団のトップで、今回の総会の議長も務めた宮原正典・水産庁次長は終了後、共同通信の取材に対し「大幅な増枠を許すだけの科学委勧告が出るかどうか。出た場合は、(漁獲国)皆が合意できる配分ができるかが来年の鍵だ」と指摘。生息数の増加が確認されることを前提に、大幅増枠への期待を示した。

 ICCAT科学委員会はことしの報告書で生息数の増加を認定せず、据え置き合意につながった。世界自然保護基金(WWF)は25日、「科学を尊重した結果で、満足している」と歓迎する声明を発表した。科学委は来年の総会までに本格的な調査を実施する方針。

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