米航空大手からDC9引退 デルタ、老朽化で来年1月

 【共同】デルタ航空は24日、米主要航空会社で唯一となった旧ダグラス(現ボーイング)の小型機「DC9」の定期運航を来年1月6日で終え、退役させると発表した。老朽化が理由。1965年登場のDC9は当時としては燃費性能が優れ、往年の人気機種だった。

 DC9は丁字形の垂直尾翼が特色で、機体後部に2基のジェットエンジンを備えている。デルタは最初の顧客として65年に就航させ、米国内の短距離路線を中心に計305機を飛ばしてきた。来年1月6日の最終定期便は米国のミネアポリス発アトランタ行きとなる。

 日本の航空会社では旧東亜国内航空(現日本航空)がDC9を導入したが、既に引退している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る