京セラ、オランダで大型ソーラー施設を設置へ 〜 2900基をサッカー場に

 デンハーグ(オランダ)のサッカー・チームの本拠地球技場「京セラ・スタディオン」は、725キロワットの太陽光発電モジュール設置計画について京セラ・ソーラーと基本合意書を交わした。

 グリーン・テクノロジー・ワールド誌によると、京セラは2900基の太陽光発電モジュールを設置する予定で、完成すれば同スタジアムはオランダで最大級の太陽光発電施設となる。それによって年間272トンの二酸化炭素排出削減が見込まれる。デンハーグでは、2040年までにカーボン・ニュートラルの都市になることを目指している。

 京セラ・スタディオンは2007年に完成した。座席数は1万5000席で、ADOデンハーグというサッカー・チームが本拠地としている。同施設はフィールド・ホッケーの試合にも使われる。太陽光発電施設の設置工事は今夏の「ホッケー・ワールド・カップ」終了後に開始される。

 京セラは、デンハーグ以外にも複数のスタジアムで太陽光発電施設の設置を手がけている。ベルン(スイス)にあるサッカー競技場の「スタッド・ドゥ・スイス」(2004年完成)はそのなかでも最大級の一つ。7930基のモジュールを使用して約1300キロワットを出力し、年間630トンの二酸化炭素排出削減を実現している。

 京セラのソーラー・パネルは、太陽光の反射漏れを削減して発電効率を高める「ディーブルー(d.Blue)」という技術が特徴。プラズマとRIE(リアクティブ・イオン・エッチング)という独自技術を用いてパネルを製造し、それにディーブルーに基づく表面加工を施している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る