パキスタン女子教育を支援 日本、無償で8億円

 【共同】パキスタンの農村地域で、日本の支援により女子教育の環境を整備する事業の署名式が11日、首都イスラマバードで行われた。約8億円の無償資金協力で、南部シンド州にある約30校の既存校舎に女子生徒用として約90の教室を増築、新たに約2400人分の学習環境を確保する。
 国際協力機構(JICA)によると、シンド州では、前期中等教育の就学率が13%と国内平均を下回り、農村部の女子に限ると7%にとどまる。学校が遠くて登校できない例も多いという。
 パキスタンでは、経済的理由や保守的な考え方などを背景に、教育を受ける機会に恵まれない女性が少なくない。2012年には、イスラム武装勢力による女子教育の抑圧を告発したマララ・ユスフザイさん(16)が銃撃される事件が起きた。

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