遺伝子異常なくてもがんに iPS使い解明、京大
- 2014年2月13日
- 日本発ニュース
【共同】腎芽腫の細胞から作製したiPS細胞を変化させて作った正常な腎臓の細胞(京都大iPS細胞研究所の大西紘太郎大学院生提供)
遺伝子の異常が原因にならないがんがあることを京都大iPS細胞研究所などのチームが人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った研究で明らかにし、13日付の米科学誌セル電子版に発表した。
がんは遺伝子異常が積み重なってできると考えられている。今回形成されたがん細胞は遺伝子異常がなく、遺伝子を制御する「エピゲノム」という調整機能が変化していた。
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