トヨタがインド工場を一時閉鎖 労使問題悪化で
- 2014年3月17日
- 世界のニュース
【共同】トヨタ自動車が、インド現地法人の労使問題が悪化した影響で、南部カルナタカ州バンガロール近郊の2工場を一時閉鎖していることが17日分かった。
工場の一時閉鎖は、インド現地法人で賃金改定をめぐり、約10カ月続けてきた労使交渉が不調に終わったことが原因。労働組合員の一部が生産の妨害や幹部の脅迫など過激な行動に走ったため、他の従業員の安全が確保できないと判断した。
約1カ月間、生産がたびたび停止する事態に陥っていたが、16日に工場を一時閉鎖する「ロックアウト」の措置に踏み切った。生産は17日から停止しており、再開の見通しは立っていない。
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