異変後、地上管制と会話 マレーシア機不明から10日

 【共同】消息を絶ったマレーシア航空機の操縦室と地上管制との無線による最後の会話が、8日未明に地上との交信装置「エーカーズ」のスイッチが切られる異変の直後に行われていたことが分かった。ヒシャムディン運輸相代行が16日の記者会見で明らかにした。

 17日付のマレーシア紙などは、機長か副操縦士が同機の針路変更に自ら関与した説や、最後の会話の時点で何者かが操縦室に侵入していた可能性などを伝えている。

 マレーシア機が消息を絶ってから18日で丸10日。捜索範囲は中央アジアやインド洋まで広がったが、機体は依然として見つかっていない。

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