天然ガス複合サイクル発電で前進 〜 ウェスト・バージニア州マーシャル郡

 ウェスト・バージニア州マーシャル郡は、6億1500万ドルを投じた天然ガス複合サイクル火力発電所(gas combined cycle power plant)の建設計画を前進させるための税制優遇をめぐってマウンズヴィル・パワー(Moundsville Power)と合意した。

 マウンズヴィル・パワーは、ニューヨーク州西部の実業家グループによって、その発電所建設の目的のために設立された開発会社。

 同州のステート・ジャーナル紙によると、同社は、マウンズヴィルの南にある37.5エイカーの土地に、549メガワットの発電所建設を目指している。その場所は現在、ハネウェル・インターナショナルが所有する土地で、ウィリアムズ・エネルギー(Williams Energy)の分留装置に隣接している。

 完成後はベースロード発電所として24時間稼動する計画だ。発電された電力は、卸し売りを手がけるPJMインターコネクション(PJM Interconnection)に販売される。

 マウンズヴィル・パワーでは、トム・ウィット・オブ・エコノミクス(Tom Witt of Economics)の手がけた経済効果調査の結果に基づき、30ヵ月の工期にわたって建設関連雇用が400件以上創出されると説明している。

 建設計画は、州政府および連邦政府の承認が必要となる。2015年に着工し、2018年に稼動する見通し。

 マウンズヴィル・パワーは、建設工事をCH2Mに発注し、発電所の運営および長期的な効率化をゼネラル・エレクトリック(GE)に委託する。GEは、天然ガス・タービンとパワー・アイランド機器も提供する。

 複合サイクル発電所では、天然ガスの燃焼を通じて生成される熱と回転力を利用して電力を発電する。また、その過程で生じる排気を利用して蒸気を生成し、蒸気タービンを回してさらなる発電に生かすことから、エネルギー効率が高い発電と位置づけられる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る