現代自動車がホンダ抜く〜「最もグリーンな自動車メーカー」

 憂慮する科学者同盟(UCS)が選ぶ最もグリーンな自動車メーカーの2013年ランキングで、現代自動車がホンダを抜いて首位になった。

 USAトゥデイによると、USCのランキングを大きく左右するのは排ガス。UCSは現代と傘下の起亜に最高評価を与えた理由として、ターボ過給式および小型化エンジンを多くのモデルに搭載すると同時に、「現代ソナタ」と「起亜オプティマ」のベストセラー2車でハイブリッド車(HV)を投入したことを挙げた。

 一方、ホンダは多くの部門で業界の首位だったものの、中型車部門で主力車「アコード」が変動の激しい「グリーン目標」に達していないと評価されたことなどが失点となり、総合2位に甘んじた。3位はトヨタ、日産、フォルクスワーゲンが並んだ。

 下位3社は、ことしもフォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、クライスラーのデトロイト・スリー(米3社)だった。ただ、フォードは「対象メーカー中、スモッグ形成排ガスの削減率が最も大きかった」と評価された。

 今回は1998年のランキング公表以来初めて、対象メーカー8社全てが前年の得点を上回った。

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