リコール最多は「マリブ」〜GM車、1-4月に244万台

 ゼネラル・モーターズ(GM)製の車のうち、現在までにリコール台数が最も多い車種は中型車「シボレー・マリブ」で、点火スイッチの欠陥で大規模リコールに発展した「シボレー・コバルト」を上回った。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、GMは1月以降、29件の不具合で36車種、1580万台をリコールしている。このうち、04年から12年の間に製造されたマリブと「マリブ・マックス」「サターン・オーラ」「ポンティアックG6」からなるマリブ・ファミリー約244万台は今月14日、変速機やエアバッグ関連の欠陥などでリコール対象になった。

 一方、「サターン・イオン」などの姉妹車を含めたコバルトのリコール台数は約219万台となっている。点火スイッチの欠陥に伴う事故で13人以上が死亡し、悪評ではコバルトが1970年に発売されたフォードの「ピント」に匹敵するが、リコール台数の総計ではマリブが上回っている。

 相次ぐリコールで顧客の苦情を見直しているGMは22日、夏までに追加リコールを行う可能性があることを認めた。

 GMは13年にマリブを改良したものの、販売の低迷が続いて14年型でも外観や内装を変更した。にもかかわらず、4月までの販売台数は前年比で4%落ち込んでいる。

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