新車載コックピット発表〜ビステオン

 ビステオンが、新コンセプトの車載コックピット、ホライゾンを発表した。3D動作認識、バーチャル・タッチスクリーン、二層ディスプレイの3つのテクノロジーを統合、ナビゲーション、オーディオ、温度調節などを含むさまざまな車載機能に新たな性能を加える。進化したディスプレイ技術に3Dグラフィックをリアルタイムで組み合わせることができる複数の新たなHMI技術を盛り込み、直感的で楽しいドライブ体験を提供できる、としている。

 ビステオンの新しいコックピットのコンセプトの特徴は、バーチャルな手を復元することで、使用者の手を表示できるカメラシステムである。これにより、計器に触らずに手や指を動かして車両の機能を簡単に操作できる。さらに、ホライゾンは、物理的な接触なしで、センタースタックを操作できるプレッシャーセンシティブ・タッチパッド機能も備えている。同社によれば、このタッチパッドは皮革製、布製のような、いかなる柔らかい素材にも装備可能。さらに、高解像度の二層ディスプレイにより、二つの異なるパネル上に情報をそれぞれ表示できる。この二層ディスプレイはドライバーが操作している機能を先頭に表示し、バーチャルに1つ目のパネルから二つ目のパネルに画像を移行できる。

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