インテル、ワイトリシティーと提携 〜 無線充電技術の普及加速にはずみ

 インテル(Intel)は、無線充電技術を開発するワイトリシティー(WiTricity)と提携し、無線充電技術の普及に注力する方針を示した。

 無線充電技術は以前から注目されているが、これまでのところそれほど浸透していないことから、両社の提携によって進化と普及が加速すると期待される。

 CRN誌によると、両社は提携の一環として、ワイトリシティーの無線充電技術「ワイトリシティー・レゼンス(Rezence)」をインテル独自の無線充電機器に統合する。レゼンスは、磁気共鳴を利用することで接触することなく無線充電できる。

 無線充電には、磁気共鳴方式のほかに、電磁誘導を利用する技術もある。ただ、後者では、充電するために特製パッドのうえに機器を置かなければならない。それに対しレゼンスでは、機器が充電器に接触する必要性がないため、応用範囲が広いとみられる。

 今のところ、ラップトップに無線充電機能を組み込むことを公式に発表しているパソコン・メーカーはない。しかし、レゼンス推進団体A4WP(Alliance for Wireless Power)は、ラップトップやタブレットなど50ワット以上の電力を必要とする機器に対応させたレゼンス向け規格を最近更新し、普及を後押しする環境を整備している。

 また、A4WPには最近、デルやレノボ、富士通、サムスン、パナソニックを含む多数の消費者電子端末メーカーが参加を表明し、勢力を強めつつある。

 台北で先週開催されたコンピュータ業界見本市「コンピュテックス(Computex)」の会場では、インテルが自社ブランドの無線充電技術「ワイギグ(WiGig)」とラップトップを使った無線充電を実演した。インテルによると、ワイギグは2016年にラップトップに標準装備される予定。

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