安心・安全のコスト負担を 期限切れ肉でローソン会長

 【共同】ローソンの新浪剛史会長は23日、中国の期限切れ肉使用問題に関連し「(日本企業は)安心・安全という付加価値を顧客に理解してもらい、価格を上げられる環境をつくらねばならない」と述べた。食品の加工・流通過程を追跡する「トレーサビリティー」の重要性を指摘し、安全実現のコスト負担を消費者にも求める必要があるとの考えを示した。

 ニューヨークでの講演後に、デフレ脱却を目指す日本の企業のあり方として記者団に語った。

 新浪氏は今月31日付でローソン会長を退き、10月1日付でサントリーホールディングス社長に就くことが内定している。

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