過激派と「停戦合意」発表 女子生徒解放の期待も

 【共同】ナイジェリア軍トップのバデ参謀総長は17日、イスラム過激派ボコ・ハラムと停戦合意に達したと発表した。ジョナサン大統領の補佐官は、ボコ・ハラムが4月に拉致した200人以上の女子生徒が近く解放されるとの見通しを示した。英BBC放送などが伝えた。

 補佐官は、女子生徒解放に向けた会合が来週、停戦合意を仲介したチャドの首都ヌジャメナで開かれる予定だと述べた。ただ、解放交渉の行方や停戦合意の実現性には懐疑的な見方も多く、曲折が予想される。ボコ・ハラム側の声明などは出ていない。

 ボコ・ハラムは4月に北東部ボルノ州で女子生徒200人以上を拉致し、国際社会の非難を浴びたほか、国内各地で爆破テロや襲撃事件を繰り返している。AP通信によると、政府報道官はこの日、「生徒らは全員生存し、元気だ」と述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る