化学業界、エチレン再編へ シェール革命で競争激化

 【共同】石油化学業界で、プラスチックや繊維の原料のエチレンをめぐる再編圧力が強まっている。「シェール革命」によって、新型天然ガスの活用拡大が見込まれ、海外製との価格競争が激しくなってきたからだ。各社は生産設備の集約を軸に対応を迫られている。

 エチレンの国内生産量はリーマン・ショックの影響で2008年に落ち込み、その後も伸び悩む。13年は669万トンだった。最終製品の自動車や家電の国内需要の頭打ちが背景。自動車メーカーなどの生産拠点の海外移転が進み、エチレンを使った部材を現地で調達する動きが強まった。

 海外では安価なエチレンの生産が拡大している。経済産業省が7日公表した調査報告によると、米国でシェールガスから製造する場合の生産コストは日本の3分の1という。中国でも生産設備が増えた。安い海外製の活用が進めば、日本からの輸出への影響は深刻になるとみられる。

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