ボーリング・グリーン工場拡大〜ニッパツ
- 2015年3月13日
- 自動車関連
ばね製品サプライヤーのニッパツの米国法人 NHK of America Suspension Components(NASCO)は1520万ドルを投じ、ケンタッキー州ボーリング・グリーンにある同社工場を拡大する。
エリア・デベロップメント・オンラインによると、NASCOは現在の34万8000平方フィートの工場に隣接して新施設を建て、工場全体での生産能力を20%増加する。
同工場では、北米OEMからの需要急拡大に伴い、既に何度か設備追加が行われている。現在は、サスペンション・コイル・スプリングの熱延加工に5ライン、冷間引き抜き加工に2ライン、方向転換用に2ライン、トランク・リッド・トーション・バー製造に1ラインの10ライン体制。追加施設には、自動車用サスペンション・コイル・スプリングの製造用に、既存の製造ラインより少ない設置面積となるコンパクト・ラインと同製品用のスチールを加工するラインを導入する。
ニッパツは、ケンタッキー州では同工場に加え、ルイビルとフランクリンでも工場を運営、約1000人を雇用している。
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