米中枢同時テロから14年 「イスラム国」脅威拡散 

 【共同】乗っ取った旅客機4機でニューヨークの世界貿易センタービル2棟などに突っ込み約3000人が犠牲になった2001年の米中枢同時テロは11日、発生から14年を迎えた。欧米の若者を引きつける過激派組織「イスラム国」がシリアなどで大きな脅威となり、内戦から逃れたシリア難民の流入に欧州が揺れる中、世界はこの日を迎えた。

 米国ではボストン・マラソンを狙った13年のテロ事件以降、大規模テロは起きていないが、米国が主導する「イスラム国」掃討に参加している隣国カナダでは昨年、連邦議会議事堂が標的となるテロが起きた。脅威と不安は消えない。

 追悼施設になっている世界貿易センタービル跡地では午前8時半(日本時間午後9時半)ごろから追悼式典が開かれ、旅客機が北棟と南棟にそれぞれ突っ込んだ時間と両棟が倒壊した時間に合わせ黙とう。例年通り、遺族の関係者らが犠牲者全員の名前を読み上げる予定だ。

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