グラクソスミスクライン、製造部門を自動化 〜 シーメンスがシステムを構築

 生命科学関連の分野では昨今、合併&買収の活発化や、規制関連の変化、開発コストの上昇、製品開発周期の短縮化、継ぎ目なしの生産過程への移行といったいくつもの大きな動向変化がある。

 その結果、製薬を筆頭とした業界企業の多くは最近、そういった動きに対応すべく、これまでの戦略や事業モデルの見直しを迫られており、その一環として、製造部門の自動化に注力する動きが非常に強まっている。

 オートメーション・ワールド誌によると、グラクソスミスクライン(GlaxoSmithKline=GSK)は先日、シーメンス(Siemens)を戦略的提携先に選び、GSKの生産施設と研究&開発業務を世界規模で自動化する計画を打ち出した。

 「われわれの目的は、システムや供給業者を絞り込むことで業務の流れを簡素化すると同時に自動化することだ」とGSKのデイブ・テューダー副社長は説明した。

 両社の合意のもと、シーメンスは、GSKの製造業務過程管理や機械類の制御、管理システムの構築を手がける。具体的には、モジュラー製造、バッチ滅菌施設の計画、機械および生産ラインの最適化、異なる投与形態のための製造計画という4分野を骨子として自動化される。

 シーメンスは、コントローラーのほか、製造実行ソフトウェア(manufacturing execution software=MES)や過程分析技術(process analytical technology=PAT)を強みとしており、製造業務の自動化を中核事業としている。

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