グラクソスミスクライン、製造部門を自動化 〜 シーメンスがシステムを構築

 生命科学関連の分野では昨今、合併&買収の活発化や、規制関連の変化、開発コストの上昇、製品開発周期の短縮化、継ぎ目なしの生産過程への移行といったいくつもの大きな動向変化がある。

 その結果、製薬を筆頭とした業界企業の多くは最近、そういった動きに対応すべく、これまでの戦略や事業モデルの見直しを迫られており、その一環として、製造部門の自動化に注力する動きが非常に強まっている。

 オートメーション・ワールド誌によると、グラクソスミスクライン(GlaxoSmithKline=GSK)は先日、シーメンス(Siemens)を戦略的提携先に選び、GSKの生産施設と研究&開発業務を世界規模で自動化する計画を打ち出した。

 「われわれの目的は、システムや供給業者を絞り込むことで業務の流れを簡素化すると同時に自動化することだ」とGSKのデイブ・テューダー副社長は説明した。

 両社の合意のもと、シーメンスは、GSKの製造業務過程管理や機械類の制御、管理システムの構築を手がける。具体的には、モジュラー製造、バッチ滅菌施設の計画、機械および生産ラインの最適化、異なる投与形態のための製造計画という4分野を骨子として自動化される。

 シーメンスは、コントローラーのほか、製造実行ソフトウェア(manufacturing execution software=MES)や過程分析技術(process analytical technology=PAT)を強みとしており、製造業務の自動化を中核事業としている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る