ホンダ、環境対応塗装ラインを新設へ

 ホンダの米製造部門は、オハイオ州マリーズビル工場に環境対応の塗装ラインを新設する。

 オートモーティブ・ニュースによると、総工費は2億1000万ドル。12月に30万平方フィート分の拡張工事を開始し、2年後の完成が予定されている。

 塗装工程ではこれまで、オーバースプレー塗料の捕集に水が使用されていたが、新工程ではライムストーン・パウダー(炭酸カルシウム)を活用した「ドライブース」技術を採用。年間200万ガロンを超える水が節約される。

 新ラインはこのほか、現在3つあるベーキング・オーブンの1つを廃止し、塗装時間を短縮する。さらに、サプライヤーのPPGインダストリーズが開発したプライマー(下地塗料)は、二酸化炭素の排出量を18%、塩素などの揮発性有機化合物を66%削減する。

 新塗装ラインは年間22万9000台の処理能力を備え、ホンダ「アコード」セダンおよびクーペ、アキュラ「ILX」と「TLX」の両セダンに活用される。

 マリーズビル工場はホンダにとって国内最大の工場で、年間約44万台を生産する。

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