米住宅着工3.8%減 1月、3カ月ぶり低水準 

 商務省が17日発表した1月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月比3.8%減の109万9000戸で、2カ月連続のマイナスだった。昨年10月(107万1000戸)以来3カ月ぶりの低水準で、市場予想の117万戸を下回った。前年同月比は1.8%増。

 主力の一戸建て住宅、集合住宅とも減少した。世界経済の先行き不透明感を背景に金融機関が建設資金の融資に慎重になっていることや、米東海岸を襲った大雪などが影響した可能性がある。ただ、堅調さの目安とされる100万戸は10カ月連続で上回っており、回復基調を維持している。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は前月比0.2%減の120万2000戸で、市場予想とおおむね一致。前年同月比では13.5%増えた。(共同)

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