中国の李克強首相は29日、北京でルー米財務長官と会談し、習近平国家主席が近くオバマ大統領と会談するとの見通しを明らかにした。中国国営中央テレビが伝えた。3月31日、4月1日にワシントンで開催予定の核安全保障サミットに合わせて訪米し、首脳会談を行うとみられる。
李氏は「習主席が遠くない将来、オバマ氏と再び会談し、両国関係の新たな発展を推進する」と述べた。ルー氏は「中国側と意思疎通を強め、米中戦略・経済対話などを進めたい」と応じた。
李氏は、構造改革や公平な市場競争を推進するほか、人民元相場の安定を保つ考えも示した。(共同)
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