最後の核安保サミット テロ阻止へ機運維持目指す

 オバマ大統領は31日~4月1日、ワシントンで第4回「核安全保障サミット」を主宰する。オバマ氏の提唱で2010年に始まり、今回が最後。過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭で核テロへの不安が高まる中、核物質の管理強化に向けた機運維持が課題となる。50以上の国、国際機関の代表が出席する予定。

 安倍晋三首相や中国の習近平国家主席、韓国の朴槿恵大統領も出席し、日米韓や米中の首脳会談が開かれる見通し。今年1月に4回目の核実験を実施した北朝鮮への対応について話し合う。

 米国は管理体制の甘い国から核兵器や核物質が流出、テロ組織の手に渡る事態を警戒してきた。欧州ではISによるテロが相次ぎ、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」や原発へのテロ攻撃は現実味を帯びつつある。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る