日本絡みの作品
深町秋生の小説「果てしなき渇き」の映画化「渇き。」が「The World of Kanako」として、12月4日から公開される。日本では昨年の6月にR15+で公開済み。役所広司の鬼気迫る演技を堪能できる作品。
1月8日には、富士山の樹海、青木ヶ原が舞台の「The Forest」が公開。世界的指揮者、小澤征爾の息子で俳優の小沢幸義が出演する本作は、自殺の名所と呼ばれる森に入った女性のオカルト体験を描くホラーだ。
女子が主人公の青春SF
近年、ハリウッドは、女子が主人公の青春SF小説を次々と映画化しているが、そんな1本となる「The Hunger Games」シリーズの最終章がいよいよ11月20日に公開だ。大団円を迎える「The Hunger Games: Mockingjay Part 2」では、主人公カットニスが独裁政治を行う大統領の暗殺に向かう。ちなみに、カットニス役のジェニファー・ローレンスは、デヴィッド・O・ラッセル監督、ブラッドリー・クーパー、ロバート・デ・ニーロと再び組んだ「Joy」の公開をクリスマスに控えている。
「The Hunger Games」や「Divergent」シリーズの読者を魅了している小説「The 5th Wave」の映画版は1月15日公開。エイリアンの襲撃により人類の多くが命を落とした地球で生き残った少女キャシーの活躍を描く。主人公に扮するのは、 子役からティーン女優へ道を踏み外すことなく着実に成長し、話題作のティーン役を総ナメ中のクロエ・グレース・モレッツ。ほかの作品と違い、原作者が男性の本作が女性ファンの心を掴むか見守りたい。
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