30年代、月に研究施設 ロシア構想、資材は現地調達

 【共同】ロシア宇宙庁幹部のユーリー・マカロフ氏は28日、同国ラジオとのインタビューで、2030年以降、月に居住可能な科学研究施設を設置する構想を明らかにした。建設資材には月面の土など現地調達できる物を使うという。

 マカロフ氏は、天体に施設を建設するなら「月が最も興味深い対象」と指摘。月には人間の生活に不可欠な水が存在する可能性がある上、ロケットの燃料や建設資材など「必要な物が全てある」としている。

 ロシア宇宙庁は最近、極東アムール州で建設中のボストーチヌイ宇宙基地から月探査機「ルナ・グローブ」を15年に打ち上げ、20年までに月への有人飛行を行う計画を明らかにするなど、月に強い関心を示している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る