パナソニック、プラズマ撤退へ 「脱テレビ」鮮明に
- 2013年3月18日
- 日本発ニュース
【共同】パナソニックが、液晶と並ぶ薄型テレビであるプラズマテレビ事業から撤退する検討に入ったことが18日、明らかになった。尼崎工場(兵庫県尼崎市)でのテレビ用パネルの生産を早ければ2014年度中にも終える方向で調整しており、同社が掲げる「脱テレビ依存」が鮮明になる。
プラズマテレビはサムスン電子など韓国勢やソニー、シャープが手掛ける液晶テレビとの技術競争に敗れ、競争力を失ったため、事業継続は困難と判断した。パナソニックが撤退すると、プラズマテレビを本格的に自社生産する国内の大手電機メーカーはなくなる。
津賀一宏社長は、月内に公表する中期経営計画でテレビ・パネル事業の方針を表明する。
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