深海から月計画のエンジン アマゾン創業者が引き揚げ
- 2013年3月21日
- アメリカ発ニュース
【共同】人類を月に送るアポロ計画で実際に使われた大型ロケット「サターン5」のエンジンの残骸が、大西洋の深海から引き揚げられたと米航空宇宙局(NASA)などが20日発表した。
引き揚げたのはインターネット通販大手アマゾン・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏。1960年代末から70年代初めにアポロ宇宙船を打ち上げるために使われ、分離後に大西洋に落下したサターン5の1段目の主エンジン2基を、無人潜水艇を使って深さ4000メートル以上の海底で見つけ引き揚げた。
製造番号が判別できないため、初の月面着陸を果たしたアポロ11号で使われたものかどうかは現時点では不明だが、修復後に展示される予定。ベゾス氏は民間宇宙旅行の実現を目指すベンチャー企業も設立している。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ