大江賞に本谷有希子さん 人間観察の力を評価
- 2013年4月5日
- 日本発ニュース
【共同】作家の大江健三郎さん(78)が選考する第7回大江健三郎賞(講談社主催)は5日までに、本谷有希子さん(33)の短編集「嵐のピクニック」(講談社)に決まった。
本谷さんは石川県生まれ。2011年に「ぬるい毒」で野間文芸新人賞を受賞。主宰する「劇団、本谷有希子」では、脚本や演出を手掛ける。
受賞作は、夫と擦れ違う主婦がボディービルにはまる「哀しみのウェイトトレーニー」など、多彩な13編を収録。大江さんは文芸誌「群像」5月号に掲載される選評で「この一冊には、当の作家が『人生の習慣』として担い続けてゆくはずの人間観察、そして(中略)それをムダなく書きあらわす散文の力があります」と評している。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ