別の爆破も計画か 筆談で取り調べ

 【共同】ボストン連続爆破テロの容疑者兄弟が警察と銃撃戦になった現場から、爆破テロに使われた圧力鍋爆弾と同じタイプの爆弾が発見されたことが分かった。ボストン市警のデービス本部長は21日、容疑者のチェチェン系兄弟が別の爆破事件を計画していた可能性が高いと指摘した。テロは22日で発生から1週間。

 一方、弟のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)は逮捕直前、警察との別の銃撃戦で喉に大けがを負い、会話ができない状態だったが、筆談で取り調べに応じ始めた。ロイター通信によると舌も損傷しており、これらのけがは自殺を図って負った可能性も指摘されている。

 デービス本部長はCBSテレビの番組で「(銃撃戦の)現場で爆発したもの、不発だった爆発物、銃器と弾薬などを考えると、彼らは他の人々も攻撃しようとしていた」とし「現段階で私は確信している」と述べた。

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