欧州は結束して対応を 仏大統領、米盗聴問題

 【共同】フランスのオランド大統領は2日、米国家安全保障局(NSA)の盗聴活動について「欧州は協調して一致した立場を取る必要がある」と述べ、各国が結束して米国に対応すべきだとの考えを示した。

 NSAは、欧州各国の大使館や欧州連合(EU)代表部を盗聴の対象にしていたとされ、各国が米国を批判している。オランド氏は「米国に説明などを要求する」に当たり、各国は一致して行動すべきだとした。

 米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者が亡命申請した国の中にフランスも含まれていることについては「報道で承知しているが、正式な亡命申請は届いていない」と話した。

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