エコATM、中古電話機回収を促進

 携帯電話の販売増にともない、中古電話の再生利用選択肢が増えている。最近台頭してきた一つは、エコATMだ。エコATMは、中古の携帯電話をその場で回収して代価を払う自動販売機のような機械。

 USAトゥデイによると、エコATMは現在、全米のショッピング・モールや大手食品雑貨小売チェーン店165ヵ所以上に設置されており、2012年末までには設置台数が2倍に増えると期待される。

 国立科学財団(NSF)から補助金を受けているエコATMは、利用者が持ち込んだ携帯電話機を取り込むと、ケーブルに接続してスクリーンやボタンを識別および検証し、その機器の価値を査定する技術を開発した。

 中古電話の代金はその場で現金で支払われるが、全額または一部を希望の慈善団体に寄付することもできる。

 代金を受け取るには、電話機が盗品でなく、所有者が18歳以上であることを証明するために運転免許証を挿入する必要がある。

 下取り最高価格はアイフォーン4の200ドル。回収された携帯電話の4分の3は修理調整後に再販される。

 エコATMのほかにも、ユーチェンジやリセルラー、ユーリニュー、バイマイトロニクス、マックスバック、ガゼルといった企業は、利用者が送料不要で郵送する中古電話機を買い取るサービスを提供している。

 一方、アップルやベスト・バイ、ベライゾン、AT&Tでは、使用可能の中古電話を持ち込む消費者にストアー・クレジットを提供して、回収率の向上に注力している。

 また、ステイプルズやラジオ・シャックといった事務用品および電子機器の小売チェーン大手は、壊れた電話機の買い取りには応じないが、再生利用目的に回収を受け付けている。

 そのほか、ターゲットやロウズといった低価格量販チェーン大手も、小型電子機器再生利用目的の回収箱を店内に設置している。

 ただ、米国における携帯電話の再生利用率はまだ低い。米環境保護庁(EPA)によると、その率は2010年に11%で、コンピュータの40%に比べると非常に低い。

 再生利用制度の情報を発信するアース911のジェニファー・ベリー氏は、「古い電話機の75%は引き出しのなかに眠っている」と指摘する。

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