ターゲット、4000万枚のカード情報を盗まれる 〜 米小売業界史上2番目

 米小売大手ターゲットは大規模かつ高度のハッキング攻撃にあい、歳末商戦まっただなかのこの時期に、消費者が使った4000万枚に上るカード情報が流出した。

 ロイター通信によると、被害にあったカードは感謝祭の前日から12月15日の19日間に実在店舗で使用されたクレジット・カードとデビット・カード。

 関係者の話によると、今回の攻撃に気付いたのはターゲット自身ではなく、店で使われたクレジット・カードで不正取引が急増していることを不審に思ったカード決算処理サービス業者がターゲットに警告して判明。

 今回の消費者情報流出は、米小売業界において史上2番目の規模となった。過去最悪は、2007年に起きたTJXの被害で、TJXは約18ヵ月間にわたって9000万枚以上のクレジット・カード情報を盗まれた。

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