日産リーフの世界販売、10万台を突破

 日産の電気自動車(EV)「リーフ」の世界累計販売台数が20日、2010年の発売以来10万台に達した。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、10万台目を購入したのは英国の歯科医師ブレット・ガーナー氏。「リーフは毎日の通勤に最適で、充電の問題もない。振動がなく静かで、長距離運転でも疲れず、家庭用乗用車には理想的」と話している。

 9万9999台目の購入者はバージニア州のエイミー・エイシェンバーガーさんで、同僚が所有するリーフに乗ったのが購入のきっかけだった。以前は質と性能に執着してメルセデスベンツに乗っていたが、乗ってすぐリーフが気に入り、スタイルと維持費の安さにも引かれたという。リーフの航続距離(完全充電1回で走れる距離)は84マイルで、通勤などの一般的な必要は十分満たせる。

 リーフは現在35カ国で販売されており、米国での累計販売台数は2万2610万台。GMのプラグイン・ハイブリッド車(PHV)「シボレー・ボルト」などを抜いてEV(PHV含む)のベストセラーとなっている。

 また、ノルウェーなどEVが普及した国では、過去1年に何度か普通のガソリンやディーゼル車を抜いて販売市場全体の首位にもなっている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る