世界の原発廃炉費1000億ドル IEA試算、英紙報道
- 2014年11月12日
- 世界のニュース
【共同】フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は12日、世界の原発の廃炉費用が2040年までに1000億ドル(約11兆5000億円)を超える、との国際エネルギー機関(IEA)の試算を報じた。IEA当局者は各国政府、電力会社に廃炉に備えて十分な引当金を準備するよう呼び掛けている。
試算結果はIEAが同日発表する14年版の「世界エネルギー展望」に盛り込まれる。
40年までに廃炉となる原発は約200基。過去40年間に閉鎖された原発は10基にとどまり、各国政府の経験が乏しいため、IEAは廃炉費用には「相当の不透明感」があると警告、さらに膨らむ可能性を示唆した。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ