メールの件名が販促効果左右〜重要な単語は「choice」

 消費者のeメール受信箱に大量の販促メールが届く現在、企業が顧客に送るメールがスパム扱いされず読まれるには相当の努力が必要だ。中でも件名欄に入れる語句にどんな単語を使うかは非常に重要になる。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、マーケティング・テクノロジー会社エクスペリアン・マーケティング・サービシズの最新調査で、「choice」または「choose」という言葉を使ったeメール・キャンペーンは売り上げが平均より22%多くなり、受け手が買い物をしてくれる確率も46%高いことが分かった。例えば件名を「Choose your gift today」、または「Final call: Choose your deal」にすると、商品や提案内容にいくつかの選択肢があることを相手に知らせることができる。

 エクスペリアンの担当者は「販売企業は、買い物の主導権は常に消費者にあることを理解しているが、消費者はそれを明確に示してくれるブランドに反応する」と分析する。さらに、件名に顧客のファーストネームを入れるとメールの開封率が平均より20%高まるという。

 エクスペリアンは、ビジネス向け商品やサービス、消費者向け商品やサービス、メディアおよびエンタテインメント、マルチチャンネル・リテイル、出版および旅行といった業界のキャンペーン分析を基に、四半期ごとのeメール・マーケティング報告書を発表している。今回は2015年第2四半期(4〜6月)に300ブランドが送信した210億件のeメールなどを分析しており、平均売上高や取引率はeメール送信後7日間の動きを示す。

 第2四半期はeメール送信量が前年同期より16%多く、特に消費者向け商品およびサービスとマルチ・チャンネル・リテイラーによるメールが大幅に増加したが、開封率やクリック率はそれぞれ17%、2%と前年同期からほとんど変わらなかった。

 メール1通当たりの売上高は8セントで、前年同期より1セント少なく、前期比では横ばい。開封されたメールの52%は携帯通信端末で開かれ、メール中のメッセージのクリックの38%が携帯ディバイスで行われた。

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