国内ビール大手、行方注視 有力ブランド買収も

 世界のビール市場の3割超のシェアを握る巨大メーカーが誕生するのを機に、国内メーカーが海外事業の買収を活発化させる可能性がある。欧州や米国の規制当局の動きによっては有力ブランドが売却対象になるとみて行方を注視している。

 国内市場は、酒税の仕組みも複雑で外資メーカーの参入障壁が高く、大手4社の寡占状態が長く続いてきた。2010年にキリンホールディングスとサントリーホールディングスの統合交渉が破談して以降、国内同士の再編機運は遠のいた。

 ただ、発泡酒などを含めたビール類の年間販売実績は過去最低を更新し続けている。人口減少に伴い、需要の増加は容易ではない。このため国内ビール各社は海外の酒類事業を幅広く強化する戦略を進めている。(共同)

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