ベルルスコーニ氏また失言 独裁者ムソリーニを擁護

 【共同】イタリアのベルルスコーニ前首相は27日、北部ミラノでホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)犠牲者を追悼する式典に参加した際、同国の独裁者ムソリーニ(1883〜1945年)について「(ユダヤ人から市民権を剥奪した)人種法制定は最大の間違いだったが、他には多くの良いことをした」と擁護した。

 第2次世界大戦でムソリーニ政権がナチス・ドイツと軍事同盟を結んだことについても、当時の状況では仕方がなかったとの認識を示した。記者団に語った。

 国内のユダヤ系団体や、来月予定される総選挙のライバルである中道左派の民主党などからは、ただちに批判が集中。ベルルスコーニ氏は「私は常に独裁政権を非難してきた。イスラエルとも歴史的に友人の役割を果たしてきた」と火消しに追われた。

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