NYで画家・執筆家・ゴッホ研究家の吉屋敬氏講演会 「ゴッホ・向日葵の誕生」
- 2019年10月17日
- イベント
ニューヨークにある日本クラブで、オランダ在住のゴッホ研究家である吉屋敬氏の講演会が開催される。日本クラブでは今まで、吉屋敬氏に幾度かゴッホの足跡を中心とした話を伺ってきた。今回は『向日葵』に焦点を当てて、最新の情報、報道や事実を踏まえ、吉屋氏の見解を詳述してもらう。
ゴッホといえば、すぐに向日葵を思い起こす人は多い。ではなぜアルルに行ったのか、なぜあれほどの情熱と執着をもって向日葵を描いたのか、一体何枚の向日葵を描いたのか、またそこにどんな意味を籠めようとしたのか、などを詳しく知っている人は少ないかもしれない。
今回は、彼のトレードマークともなったこの花が『ゴッホの向日葵』として誕生するまでのいきさつと、短い生涯の中の重要な役割を果たした部分を追い、『向日葵』誕生のプロローグからエピローグまでを追う。書簡や新旧の情報をもとに構成し、読み解く講演となっている。今年の夏、アムステルダムのゴッホ美術館で開催された特別展で明らかになった、同館所蔵の向日葵に関する最新の検証結果も含めて話が聞ける予定だ。
吉屋敬
画家、エッセイスト、ゴッホ研究家。1965年ハーグの王立美術大学に留学以来、オランダに在住。1973年、(故)ユリアナ女王の戴冠25周年記念で、25名のオランダ人アーティストと一緒に女王の肖像画を描いた。画業と平行してエッセイや短編の執筆、ゴッホや初期ネーデルラント絵画の研究と執筆活動を開始し、オランダ、日本、ベルギー、アメリカ(NY)等で展覧会と講演などの活動を展開し、現在に至る。ゴッホ研究では「青空の憂鬱=ゴッホの全足跡を辿る旅」、また初期ネーデルラント絵画については「ネーデルラント絵画を読む」、ほかにエッセイ集など5冊の著作がある。
『ゴッホ・向日葵の誕生』
プロローグからエピローグまで
■開催日時:2019年11月5日(火)6:30-8:00pm(6:00pm開場)
■開催場所:日本クラブ 5階サクラルーム(145 West 57th Street, New York, NY 10019)
■参加費:一般$20、日本クラブ会員$15(1 ドリンク付き)
■申し込み・問い合わせ:212-581-2223 または yhonda@nipponclub.org
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