「スタンフォード・ショッピングセンター」大規模改装終了、MUJIなど続々オープン

 シリコンバレーのパロアルトにある屋外型ショッピングモール「スタンフォード・ショッピングセンター」(Stanford Shopping Center)は、今年でオープンから60周年を迎えた。大規模な改装工事を終えて、この春から新しい店舗が続々とオープンしている。

 モールの雰囲気は、伝統をいかしてカジュアル・エレガンスを強調し、北カリフォルニアらしいガーデンも残したが、テナントは、ベイエリアの富裕層の需要を反映して高級志向が進んだ。

 デパートの「Bloomingdale’s」は、場所を移動し、新たに2階建て、12万平方フィートの店舗になった。跡地には、日本のライフスタイルブランド「MUJI」が進出するほか、若い女性が好む「Brandy Melville」、自動車の「Tesla」などが入居する。

Stanford Shopping Center, Palo Alto, CA

 春から秋にかけて、新しい店舗のオープンが続く。イギリスのファッションブランド「AllSaints」、他店に比べて家具や寝具も多く扱う「Anthropologie」、イタリアのファッションブランドのアメリカ1号店となる「Luisa Spagnoli」、日本の高級和菓子「Minamoto Kitchoan」、家庭用インドアサイクリングの「Peloton」など。

 飲食では、ヘルシー志向を反映して、地元のアーティストの作品を配した「Tender Greens」や、「True Food kitchen」もオープン。

■詳細:facebook.com/stanfordshoppingcenter
www.stanfordshop.com

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