シアトルの町でローカルアート散策はいかが
- 2017年8月22日
- ニュース
IT関連の企業が数多く本拠を構えるシアトル。 この町では大きな美術館はもとより、地元アーティストの作品を楽しめるエリアやパブリックアートなど 、日常的にアートを堪能できることをご存知だろうか。町なかを少し散策してみればそこここに点在する、アートの一部を紹介する。
まずはダウンタウンから少し離れた所に位置するアマゾン本社周辺のShun-Pike Amazon Store Front & Pivot Art。立ち並ぶアマゾンのビルのショーウィンドウには、地元アーティストによる2D、3Dの作品が展示されている。ビルの形によってウィンドウの広さや高さはまちまちで、作品の見せ方も工夫を凝らしている。作品の下部にはアーティスト名やウェブサイトが表示されているので、気に入った作品があればメモしておくことをおすすめする。

snapshot from Shunpike
Photo:Naoko Morisawa/Morisawa Studio Seattle
このアマゾン本社の区画からマーサーストリートを挟んだ向かい側に、マイクロソフトの共同創業者、ポール・アレン氏個人のPIVOT ART + CULTUREがある。ポール・アレン氏が集めた数々の作品群が常設展示されており、企画展も開催する。

PIVOT ART + CULTURE
Photo:Naoko Morisawa/Morisawa Studio Seattle
少し西へ向かい、シアトルのシンボルであるスペースニードルや世界的なガラス作家・チフーリの作品を展示する美術館があるシアトルセンターへ。シアトル市が企画した、新進アーティストによるパブリックアートが展示されている。作品はアーティストみずからが選んだ場所に設置されているので、木の上からぶら下がっていたり、アレ?と思うような場所にあったりと、探すのが楽しくもあり、見つけにくいことも。大きな噴水があり、天気のいい日には水を見ながらのんびりできるのも魅力だ。

Naoko Morisawa’s “Morse Code Project”
Photo:Naoko Morisawa/Morisawa Studio Seattle
2017年8月3〜6日に開催されたシアトル・アート・フェアの注目ギャラリーとしては、地元NWではGreg Kucera、G.Gibson、Linda Hodge、PDX Contemporary、Laura Lee Galleryがあった。また今回新たに参加した日本のギャラリーは、東京のMizuma Art GalleryやYUKI-SIS、香港や台北にもネットワークを持つ白石画廊(Whitestone Gallery)、京都のCOHJU Contemporary artなど(詳細は、seattleartfair.com)。
時間があれば足を延ばしていただきたいのが、シアトルからフェリーに乗って行くポート・タウンセンド。ここには多くのアーティストが住んでおり、ダウンタウンではレンガのビルやかわいい町並みにほっこりとした時間を過ごすことができる。ノースウィンド・アーツ・センターをはじめとするギャラリーもメインストリートに立ち並んでいる。
※情報提供:Naoko Morisawa/Morisawa Studio Seattle (www.naokomorisawa.com)
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