米国全世帯のうち60%がオンラインでの回答を選択、2020年国勢調査に回答
- 2020年6月3日
- ニュース
2020年国勢調査は順調に進捗している。米国の全世帯のうち60%はすでに調査への回答を済ませており、これはおおよそ8900万世帯に相当する。米国の多様なコミュニティを正確に数えるための努力は、現在も引き続き行われている。
国勢調査局の報道によると、回答を済ませた世帯のうち5世帯に4世帯は、2020census.govにアクセスしてオンラインで回答。
3月には、ほとんどの世帯宛てに2020年国勢調査に関する案内が郵便され、続いて2度目の案内と紙の調査票が送られた。8月になると、国勢調査員は2020年国勢調査への回答を済ませていない世帯に対し戸別訪問を始める。国勢調査局は、5月上旬からスタッフおよび地域住民の健康と安全に留意しながら、一部の地域で現場業務の一部を再開。業務を再開するスタッフは、全員が社会的距離の決まりや個人用保護具に関する研修を受けている。
「2020年国勢調査への回答は、自宅で安全に過ごし、社会的距離の決まりを守りながら行うことができます」と ディリンハム局長は述べている。ビデオメッセージの全編は、こちらのリンクから。
国勢調査局作成のオンライン回答率を示した地図では、州、市、郡ごとの回答率を日付を設定して見ることが可能だ。2020年5月25日現在、以下のような結果になっている。
1. ミネソタ – 70.0%
2. ウィスコンシン – 67.4%
3. アイオワ – 66.9%
4. ミシガン – 66.7%
5. ネブラスカ – 66.5%
6. ワシントン – 65.4%
7. オハイオ – 65.3%
8. イリノイ – 65.2%
8. バージニア – 65.2%
9. インディアナ – 64.9%
セルフレスポンス率の高い上位10都市または自治体(人口25万人以上)
1. ネブラスカ州リンカーン – 72.8%
2. ケンタッキー州ルイビル/ジェファーソン郡メトロ地区 – 71.6%
3. ウィスコンシン州マディソン – 70.6%
4. ワシントン州シアトル – 69.8%
5. ネバダ州ヘンダーソン – 69.3%
6. ミネソタ州セントポール – 69.2%
7. カリフォルニア州サンノゼ – 68.5%
8. オレゴン州ポートランド – 67.8%
9. バージニア州バージニアビーチ – 67.6%
9. ミネソタ州ミネアポリス – 67.6%
9. コロラド州コロラドスプリングス – 67.6%
国勢調査局は、国民へ2020census.govにアクセスしオンラインで回答することを強く勧めている。オンラインまたは電話で回答する場合、英語または英語以外の12言語で回答できる。郵送の場合は、 紙の調査票に記入して返送。紙の調査票は回答を済ませていない世帯に郵送される。なお、国勢調査の改定された日程については、2020年国勢調査の日程変更ページを参照。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近の耳よりジョーホー
-
2023年9月20日
ジャパン・ソサエティー舞台公演部2023-2024年度シーズン・ラインアップを発表
-
2023年9月18日
蒸し機能も付いた、ふっくらご飯が炊ける象印IH炊飯ジャーが新発売
-
2023年9月17日
「米国市民権を維持したまま日本に本帰国した場合の問題について」ウェビナー開催
-
2023年9月11日
第3回びびなび世界就活ウィーク オンラインセミナー開催!
-
2023年9月5日
くらしフィードが在米者向け「終活」ウェビナーセミナー開催
-
2023年9月5日
Anime Night Club 2023 開催決定!
-
2023年9月4日
日本の文化を伝えたい ニューヨーク育英学園イベント開催
-
2023年9月3日
ハーベストムーンのお祝いはPechanga Resort Casinoで! 総額10万ドルの賞金やEasyPlayが当たる大抽選会を開催
-
2023年8月30日
育英学園「オンライン国算教室」生徒募集
-
2023年8月29日
Ka-Na (植村花菜) 3年半ぶりのニューヨーク単独コンサート開催