全米日系人博物館で日本語での「バーチャル訪問」を開始

ロサンゼルスにある全米日系人博物館で、日本語での「バーチャル訪問」サービスがスタートした。これはビデオ会議システムを利用したもので、インタラクティブなオンライン授業スタイルで日系アメリカ人の歴史や同館のコレクションに触れられるサービス。

バーチャル訪問では、移民初期から現在に至る日系アメリカ人の歴史を同館の常設展やコレクションから紹介する。人種を理由にした強制収容を経験した日系アメリカ人の歴史からは、アメリカの多様性や民主主義の大切さを現在につながる課題として学ぶことができる。

サービス提供時間は月曜〜金曜。大学生や大人、シニアのグループを対象としており、Q&Aを含めて70分を予定している。

日本語バーチャル訪問
■開催可能日:月曜〜金曜
■対象:大学生、大人、シニア(高校生以下の年齢については要問い合わせ)
■料金:1〜30名 $150、31〜60名 $300(61名以上は要問い合わせ)
※日本語の事前学習資料あり
※予約は先着順。開催可能数に限りあり
■詳細:https://www.janm.org/ja/visit/virtual
■予約・問い合わせ:jpngroupvisits@janm.org

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