1000ドルのコイン、あなたの街で見つかるかも

 1セント硬貨(ペニー)は邪魔くさいから嫌い…という人が多いが、色はペニーと同じ赤銅色でも実は1000ドルの価値があるコインがある。
 
 USAトゥデイによると、金融サービスのアライ(Ally、ミシガン州)は最近、国内10都市で「100000 cents」と刻印された計100枚のコイン「ラッキー・ペニー」を市内のどこかに隠し、見つけた人に1000ドルと交換する事業を始めた。
 
 米国では毎年100億枚のペニーが鋳造されるものの、その半分近くは路上に落ちたり引き出しに取り置かれたり捨てられたりして流通しなくなるという。アライは1セントにも大切にする価値があることを人々に思い出してもらうため、今回の事業を企画した。
 
 ラッキー・ペニーがばらまかれる10都市は、ロサンゼルス、サンディエゴ、デンバー、オースチン、シカゴ、シャーロット、デトロイト、マイアミ、ニューヨーク、ワシントンDC。コインは歩道や公園を含む公共の場所を中心に隠されており、裏には「Redeem on AllyLuckyPenny.com」と刻印され、見つけた人は年内に関連サイトで賞金を請求できる。
 
 国内では昨年、路上などに落ちているペニーを45年間拾い続け、集めた分をまとめて銀行に持ち込んで数えたら5000ドル以上になったという男性が話題になった。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る