787トラブル改善案 ボーイング、都内で会見
- 2013年3月15日
- アメリカ発ニュース
【共同】ボーイング民間航空機部門のレイモンド・コナー社長らが15日、東京都内で記者会見し、バッテリー発煙トラブルを起こした787の改善案について説明した。改良したバッテリーを搭載し飛行試験などの審査が順調に進めば、経験則から考えて数週間以内に運航を再開できるとの見通しを初めて示した。
ボーイングは、米連邦航空局(FAA)と日本の国土交通省にバッテリーの改善案を既に提示している。これを受けFAAは12日(現地時間)、飛行試験などで改善案の有効性を立証するとしたボーイングの計画を承認した。ただ審査後にFAAが再開をすぐに認めるかは不透明だ。
コナー社長は会見冒頭「バッテリー改善案の飛行試験などの計画が承認され、マイルストーン(重要な節目)に到達できた。787は部品の35%が日本製で、日本とともにつくった航空機であり、今後も日本と仕事をしていきたい」と述べた。
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