家畜のふんからプラスチック〜アイダホ大が製法研究

 家畜のふんから生物分解性プラスチックを作る技術の開発に、アイダホ大学の研究チームが取り組んでいる。

 ギガオムによると、資源回収に興味を持つ同大学のエリック・コーツ教授(土木工学)は、地元の酪農家で出る大量の牛のふんにはプラスチック製造で必要な炭素や電子が大量に含まれていることに着目し、学生らとともにふんからバイオプラスチックを作る方法を開発した。

 ふんをタンク内で発酵させると、液体と固体に分離する。このうち液体をバクテリアの餌にし、太らせたバクテリアを塩素で殺して乾燥させた物がプラスチック材料になる。チームはこれまでに縮小模型のタンクで1日2〜5ポンドのプラスチックの生産に成功し、現在は大量生産に必要な大型タンクの開発に取り組んでいる。

 コーツ教授は「5年以内に商業化が可能」とみており、牛のふんから作るプラスチックは、苗木を取り出さずにそのまま植えられる植木鉢、消耗品のプリンター・カートリッジ容器などの使い道が考えられる。タンクに残される固体は、メタンガス発電に使えるという。

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