パナソニック、身体装着キャムコーダーを発表 〜 379ユーロで5月に発売
- 2014年3月25日
- ハイテク情報
パナソニックは、ゴープロ(GoPro)が開拓した身体装着型キャムコーダー市場に参入する。
パナソニックの身体装着型キャムコーダー「HX-A500」は、4K対応で、ゲームボーイのような形の操作器を腕に装着する部分と、耳に装着するカメラ部分という構造。2014年5月に379ユーロ(626ドル)で発売される見通しだ。
トムズ・ガイド誌によると、HX-A500は、激しい運動や冒険の様子を利用者の目線付近から超高精細(4K=ウルトラHD)で撮影し、毎秒25フレーム(fps)の速さで再生できることから、ゴープロ製ヒーロー3の15fpsより高い性能を誇る。
重さ4.19オンスで橙色の操作部分は黒い筐体に包まれ、1.09オンスのカメラ部分はイアピース部分から飛び出た格好。両部分はケーブルでつながれ、操作部分に1.3インチのLCDモニターが搭載されている。
HX-A500は深さ3メートルで30分までなら水中でも機能し、ちりやほこりに対する耐性も備える。
ゴープロが最初に発売した身体装着型キャムコーダーは、過激な動きの最中に本人による撮影を可能にしたことで、それまでは困難だった臨場感あふれる映像を撮影できるようにした。その結果、スポーツ愛好家や冒険家の間であっという間に人気を得た。
撮影された動画がユーチューブをはじめとする各種の動画サービスに投稿されたことで、身体装着型キャムコーダー市場は急激に拡大し、現在も堅調に成長している。
ただ、デジタル・カメラが衰退したように、身体装着型キャムコーダーも一過性の製品という見方もある。
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