植物受精の瞬間捉える 農作物失敗防止に応用も

 【共同】名古屋大の研究チームが高感度の顕微鏡を使い、被子植物の細胞内のカルシウム濃度の変化を調べることで受精の瞬間を捉えるのに成功した。複数の細胞が連携しながら受精を進める様子も読み取ることができ、10日までに英科学誌電子版で発表した。

 名大トランスフォーマティブ生命分子研究所の東山哲也教授(植物分子生物学)は「さらに仕組みを解明できれば、将来、農作物の受精失敗を防ぐ方法の開発などに応用できる」と話している。

 チームによると、被子植物のめしべ奥には、種子になる「胚珠」があり、その内部に卵細胞と中央細胞、助細胞がある。

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