米世帯の約4割が有料動画配信サービスを利用

 ネットフリックス、アマゾン・プライム、フールー・プラスといった月額制の有料映像配信サービスを契約している世帯が全米の約40%に上ることが、ニールセンの最新調査で分かった。

 ニューヨーク・タイムズによると、各サービスのうち最も普及率が高いのはネットフリックスで、会員は4000万人、2014年11月現在で国内世帯の約36%が利用している。2位のアマゾン・プライムは13%、3位のフールー・プラスは6.5%だった。

 サービス利用世帯は、ゲーム機、マルチメディア機器、DVD/ブルーレイ・プレイヤーなどで1日2時間45分動画を見ており、そうでない世帯の1時間57分に比べてスクリーンの前で過ごす時間がかなり長い。

 動画配信サービスが普及すると従来のケーブル・テレビや衛星放送の利用が減ると推測されたが、サービス利用世帯がテレビ視聴に費やす時間は1日66分と、非契約世帯の56分より長かった。ピボタル・リサーチのアナリストは「好きな人は本当にテレビが好きで、ネットフリックスを使っているからといって従来のテレビを見なくなる訳ではない」と指摘する。ただし、動画ストリーミングを含まない普テレビ視聴時間は、14年第3〜第4四半期に約10%減少したと見られている。

 米世帯の約3分の1は1つの動画配信サービスを利用しているが、約10%は2つ、2.6%は3つと契約しており、サービスの利用状況は高速インターネット接続と同様、所得水準と強い関連性が見られる。録画でないTV番組の視聴時間(ライブ視聴時間)は少しずつ減り続けており、特に若い層でこの傾向が強い。成人のライブ視聴時間は14年第4四半期で1日平均4時間51分と前年から13分短縮した。

 メディアに投じる時間自体は、ウェブやスマートフォンを中心に増えており、1日にスマホを使う時間は成人で平均1時間25分と前年から18分増加した。

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